冬の寒い日にエアコンをピッとつけて暖房運転をかけるとお部屋の温度が上昇します。
お部屋の温度が上昇し、寒さに震えることなく快適に過ごせますが、お部屋の窓では自然現象である「結露」が起こって窓に大量の水滴がびっしり着いてしまうことありませんか?
この窓結露をそのまま放置すると大変なことになってしまいます。
水滴と水滴が互いにくっつき、窓の下に流れていきます。窓の下の縁の部分にあっという間に水が溜まり、エアコンの大敵である「カビ」が発生します。
湿度が高く、温度も高いので冬場のカビはものすごいスピードで増殖します。
ここで発生したカビが胞子状になり、お部屋の中に放出されます。
エアコンは空気を吸って熱交換を行い空気を出す仕組みなので、カビの胞子だらけの風を吸ったエアコンもあっという間にカビだらけになってしまいます。
そうすると風の流れを作り出す役割も担っているエアコンなので、カビを含んだ風はエアコンが設置してある部屋を飛び出し、廊下や他の部屋と流れて最終的には家全体がカビだらけになってしまいます。
最近ではエアコンが吸ってしまったカビを、エアコン内部でやっつける機能が搭載された高機能なエアコンも沢山登場しましたが、標準機能タイプのエアコンですとワンシーズンで内部がカビの巣窟になってしまいます。
そうならないための知恵袋です。ここからが本題です。
まず、結露している窓を雑巾で拭き、水分を完全になくしてください。
次に、台所用洗剤4~5滴を水1リットルによく混ぜます。
出来上がった洗剤水に新しい雑巾を浸します。
じゃぶじゃぶかき混ぜて雑巾にしっかりと洗剤水を含ませます。
雑巾を軽く絞ったらそれで窓を拭いてください。
カビが既に発生している部分は雑巾をその都度すすいで綺麗にキレイに拭いてください。
窓のレール部分や窓の縁なども石鹸水でよく拭いてください。
これでOKです!!
そうすると窓が結露を起こしにくくなります。
台所洗剤に含まれる「界面活性剤」が結露を防いでくれるためです。
効果はそんなに長く続かないので、普段のお掃除のついでにすることをお勧めします。
また、車の窓の内側にももちろん有効です。是非お試しあれ!!