【川崎市】屋上からロープアクセスで既存エアコン交換|逆流原因のダクトレイアウトを改善
今回は川崎市の住宅で行った、既存エアコンの入れ替え工事をご紹介します。
施工位置は建物側面の高所で、建物同士の間隔も限られている環境です。そこで屋上側に安全設備を構成し、ロープアクセスで施工位置へ到達しました。
エアコンの入れ替えに合わせて既存ダクトを確認したところ、配管穴からすぐ上へ立ち上がるレイアウトが、雨水や配管内部で発生した結露水を室内側へ逆流させる経路になっていました。今回は機器を交換するだけでなく、ダクトレイアウトそのものを見直し、「水切り」を設けて原因まで改善しています。
屋上からロープアクセスで施工位置へ
住宅が密集する場所では、地上側から施工位置へ到達するための作業空間が限られることがあります。今回は屋上からロープを展開し、高所作業用の装備を組み合わせて、安全に作業できる環境を構築しました。
ロープアクセスは高所へ移動するためだけの手段ではありません。作業者の姿勢を安定させ、配管接続やダクト施工を正確に行うための作業環境として組み立てています。
エアコン入れ替え時に既存ダクトの状態を確認
既存エアコンを取り外す際は、機器だけでなく、外壁側の配管・断熱材・ドレン・ダクトカバーの状態も確認します。
今回、既存ダクトを開けてみると、配管穴から外へ出た直後にダクトが上方向へ立ち上げられていました。この形では、上側からダクト内部へ入った水が配管穴へ向かいやすくなります。
逆流の原因は、配管穴からすぐ上へ立ち上がるレイアウト
逆流していたのは雨水だけではありません。配管まわりでは、温度差によって結露水が発生することがあります。配管穴より高い位置にあるダクト内部の水が重力で下へ流れると、その先にある配管穴から室内側へ回り込む可能性があります。
つまり、エアコン本体を新しくするだけでは、同じ配管経路に残る水の流れまでは改善できません。そこで今回は、入れ替え工事と合わせて外部ダクトの経路を再設計しました。
ダクトレイアウトを変更し、「水切り」を設置
新しいダクトは、配管穴から外へ出たあとに一度下側へ流し、横方向へ振ってから垂直部分へ接続しました。配管穴の手前に水の流れを断つ「水切り」を設けることで、上側から流れてきた水が配管穴へ向かいにくい形へ改善しています。
高所・狭所の工事でも、施工できる位置へ配管を通すだけでなく、雨水・結露水の流れ、防水、固定、将来の維持管理まで考えてレイアウトを決めることが重要です。
今回の施工ポイント
- 川崎市の住宅で既存エアコンを入れ替え
- 屋上からロープアクセスで建物側面の施工位置へ到達
- 既存ダクト・配管・断熱材の状態を確認
- 配管穴からすぐ上へ立ち上がる既存レイアウトを見直し
- 雨水と配管内部の結露水が逆流する原因を改善
- 配管穴の手前へ「水切り」を設けた新しいダクト経路に変更
- 高所での安全確保と施工品質を両立して完工
エアコンの入れ替えは、既存施工を見直す機会です
エアコンの水漏れや不具合は、機器本体だけが原因とは限りません。外部配管の勾配、ダクトの向き、ドレン処理、配管穴まわりの防水など、設置方法が水の流れに影響することがあります。
クアトロテクノサービスでは、機器を交換して終えるのではなく、既存施工を確認し、建物を守りながら長く安心して使える形へ施工方法を組み立てます。
高所、狭所、ベランダのない外壁、屋上からのロープアクセスが必要な現場なども、「どうすれば安全に、正確に、きれいに完工できるか」を前提に検討します。
高所のエアコン入れ替え・水漏れでお困りの方へ
設置場所の室内・室外写真、建物全体と周辺環境が分かる写真をお送りください。現場条件と既存施工の状態を確認し、適した施工方法をご案内します。
川崎市・横浜市をはじめ、高所・難所のエアコン工事は日本全国からご相談を承っています。