新築3階建て・狭所のエアコン工事|隣地を借りず、住宅性能を守る施工がお隣のご依頼へ
エアコンを取り付けたい場所は3階。建物の横には隣家が迫り、ハシゴを斜めに立てるスペースがない。
新築一戸建てのエアコン工事では、こうした設置環境が工事の壁になることがあります。
今回ご紹介するのは、お隣同士のA様宅とB様宅です。両宅とも新築3階建て。限られた敷地の中で、高所の配管施工と住宅の気密・断熱・防水への配慮が必要な現場でした。
A様宅には黒、B様宅には白の配管化粧カバーを施工しています。
並んだ2軒の工事は、A様との打ち合わせから生まれたご紹介がきっかけでした。
工事が終わる前に、お隣へご紹介いただきました
最初にお問い合わせいただいたのはA様です。工事に向けてメールで打ち合わせを進めていたところ、お隣のB様がエアコン工事で困っていると知り、当社をご紹介くださいました。
B様は当初、家電量販店へ工事を依頼されていました。しかし工事当日、設置場所のスペースを理由に、足場が必要との説明を受けたそうです。
A様が当社をご紹介くださった時点では、まだA様宅の工事は終わっていませんでした。
施工の仕上がりをご覧いただく前に、打ち合わせを通じて、ご紹介いただけるだけの信頼を寄せてくださったこと。その期待には、実際の仕事で応える必要があります。
ご紹介を受けたB様からは、当社へのご依頼を前向きにお考えの状態でお問い合わせをいただきました。その後、A様宅の工事日に、たまたま私たちの施工を目にする機会があり、最終的に工事をお任せいただくことになりました。
打ち合わせから生まれたご紹介を、現場の仕事で確かなものにする。
今回の2軒の工事は、私たちにとって、その責任を改めて感じるご依頼となりました。
狭所のエアコン工事は、ハシゴが入るかだけでは決まりません
建物同士の間隔が狭い場所では、ハシゴを運び込めることと、そこで適切に施工できることは別の問題です。
作業者が上まで到達できても、施工箇所へ無理なく手を伸ばせなければ、配管の取り回しや化粧カバーの固定、細かな仕上げまで安定して行うことはできません。
確認するのは、通路の幅だけではありません。建物の形状、窓や設備の位置、配管ルート、室外機の設置場所、作業者の姿勢まで含めて施工方法を検討します。
特に3階から地上まで配管を下ろす工事では、一番高い場所に届けば終わりではありません。外壁に沿って続く施工箇所のそれぞれで、必要な作業を行えることが重要です。
高い場所へ行くための方法と、高い場所で正確に施工するための方法。私たちは、その両方を考えます。
隣地を借りない。隣地に入らない。お客様の敷地内で施工する
建物の横が狭い場合、隣地からハシゴを立てれば施工しやすくなることがあります。しかし、それには隣地の所有者様の承諾や調整が必要です。
また、隣家の屋根や塀、フェンスなどは、お客様の所有物ではありません。工事を進める都合だけで、作業場所や足場として扱うことはできません。
クアトロテクノサービスでは、原則として隣地に入らず、お客様の敷地内で施工する方針を取っています。
今回のA様宅・B様宅も、それぞれのお客様の敷地内で施工しました。隣地を借りてハシゴを立てたり、隣家の敷地へ入って作業したりする方法は採用していません。
お隣同士でご紹介いただいた現場であっても、敷地の扱いは別です。
工事を完了させることはもちろん、その後も続くお客様と近隣の方々との関係まで考える。それも施工業者の役割です。
クアトロ独自の「垂直ハシゴ&ロープアクセス工法」
今回の狭所・高所施工で用いたのが、クアトロ独自工法の「垂直ハシゴ&ロープアクセス工法」です。
ハシゴを斜めに立てるための奥行きを確保しにくい場所で、垂直に設置するハシゴとロープアクセスを組み合わせ、施工箇所に応じた作業位置をつくります。
ただし、ハシゴを垂直にすれば施工できるという単純なものではありません。
現場ごとに設置方法や安全確保の方法を検討し、建物の養生、作業者の姿勢、工具の取り扱い、地上との連携まで含めて施工を組み立てます。
この工法で重視しているのは、作業者自身が施工箇所へ近づき、胸の前付近で正確に作業できる位置・姿勢をつくることです。
離れた場所から無理に手を伸ばすのではなく、配管や固定箇所を確認しながら作業できる位置へ身体を寄せる。高所でも、必要な処理を一つずつ確実に行うための考え方です。
当社はロープ高所作業資格を持つ3名のチームで施工しています。高所の作業者と地上の作業者が連携し、安全と施工品質の両方を支えます。
なお、この工法がすべての建物に適するわけではありません。設置環境を確認し、その現場に適した方法を選定します。
新築住宅だからこそ、配管穴の気密・断熱・防水まで
高所や狭所を克服しても、それだけで新築一戸建てのエアコン工事が完成するわけではありません。
外壁に配管穴を開ける工事では、住宅の気密・断熱・防水への配慮が欠かせません。当社では、住宅性能を守るためのオプションとして「配管穴気密断熱防水スリーブ施工」をご用意しています。
住宅の壁は、外壁材だけでできているわけではありません。外壁の内側には通気層や断熱層、気密・防湿を担う層などがあり、それぞれに役割があります。
配管穴は、その壁を貫通します。
外から見える隙間を塞いだだけで、壁の内部まで必要な処理ができたことにはなりません。外気とつながる通気層の存在や、配管を通す際に生じる動きも含めて考える必要があります。
当社の配管穴気密断熱防水スリーブ施工では、壁の構成を踏まえ、貫通部の気密・断熱・防水と、配管穴の切り口の処理・保護まで考えて施工します。
施工には企業秘密を含むため、詳細な構造や工程のすべてを写真で公開することはできません。ご希望のお客様には、現場で実物をお見せしながら施工内容や役割をご説明しています。
住宅性能が高いから必要なのではありません。住宅に穴を開けるから必要です。
高所でも、狭所でも、住宅を守るために必要な処理を省略しない。その姿勢は変わりません。
黒と白の配管化粧カバー。その内側まで考える
A様宅は黒、B様宅は白の配管化粧カバーで仕上げました。
外壁に沿って長く続く配管は、建物の外観にも関わります。カバーの色だけでなく、ルートや曲がり、固定位置、室外機まわりの収まりまで確認しながら施工を進めます。
完成後に目に入るのは、外壁に沿って整えられた配管化粧カバーです。しかし、その仕上がりを支えているのは、見えなくなる部分の処理と、それを正確に行うための作業環境です。
狭い場所で、どのように作業するのか。
隣地を使わず、どこから施工するのか。
住宅に開けた穴を、どのように守るのか。
それぞれを切り離さずに考え、ひとつの工事として仕上げています。
打ち合わせから施工まで、ご紹介に応えられる仕事を
最後の写真には、左側に白いダクト、右側に黒いダクトが写っています。どちらもクアトロテクノサービスの施工です。
A様との打ち合わせから始まり、ご紹介を通じてB様宅の工事へ。さらに実際の施工をご覧いただいたうえで、お任せいただくことにつながりました。
言葉でお伝えしたことを、現場で実行する。その積み重ねが、次の信頼につながると私たちは考えています。
A様、B様、このたびは大切な新築住宅のエアコン工事をお任せいただき、ありがとうございました。
新築3階建て・狭所・他社で断られたエアコン工事のご相談
「3階に取り付けたいが、ハシゴを立てるスペースがない」
「足場が必要と言われた」
「隣地を借りずに工事を進めたい」
「新築住宅の気密・断熱・防水まで考えて施工してほしい」
こうしたご相談を、クアトロテクノサービスでは承っています。
建物全体、設置予定場所、建物の間のスペースが分かる写真と、平面図・平面詳細図などをお送りください。現場の条件を確認し、施工方法をご提案します。
不可能を可能に。
そのために、図面と現場を読み、作業する位置をつくり、見えない部分まで施工を考えます。
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