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高性能住宅のエアコン工事

断熱等級・UA値・C値まで考える配管穴施工

住宅性能が高いから必要なのではありません。

住宅に穴を開けるから必要です。

断熱等性能等級6・7。 GX志向型住宅。 ZEH水準住宅。 HEAT20。 UA値。 C値。

現在の新築一戸建てでは、住宅性能を表すさまざまな基準や数値が使われています。

断熱材、窓、気密、換気、防水、省エネルギー設備。住宅会社や工務店、そして多くの職人が一つひとつ積み上げて完成させた住宅性能です。

しかし住宅が完成したあと、エアコンを設置するために外壁へ配管穴を開けます。

その穴は単に「エアコンの配管を外へ出すための穴」ではありません。

住宅の構造にもよりますが、一般的には、外壁、通気層、透湿防水層、構造用面材、断熱層、気密・防湿層、石膏ボードといった構造になっており、エアコンの配管穴はこれら複数の層を一度に貫通します。

つまりエアコン工事は、完成した住宅の外皮へ、新たな貫通部をつくる工事です。

弊社では、この部分を非常に重要だと考えています。

高性能住宅だから特別な施工をするわけではありません

「高気密高断熱住宅だから気密処理をする」

「GX志向型住宅だから断熱処理をする」

「ZEH水準住宅だから防水処理をする」

弊社の考え方は少し違います。

住宅の外皮に穴を開ける以上、その住宅が本来持っている機能を損なわないように施工する。

これは高性能住宅だけに必要な考え方ではありません。一般的な一戸建て住宅でも同じです。

高性能住宅では、断熱・省エネルギー性能が高く、気密についても細かな配慮がなされている住宅が多いため、配管穴一つに対してもより慎重な施工が求められます。

しかし必要になる理由そのものは、断熱等級でもUA値でもC値でもありません。

家に穴を開けるからです。

住宅会社が積み上げた性能の、その先にあるエアコン工事

断熱性能

↓

気密性能

↓

防水性能

↓

換気計画

↓

省エネルギー性能

↓

住宅完成

↓

エアコン工事で外皮を貫通

住宅性能が高いから必要なのではありません。
住宅に穴を開けるから必要です。

住宅性能を知ると、配管穴の重要性が見えてきます

ここからは少し専門的なお話です。

住宅を建てる際、「断熱等級6です」「UA値は0.46です」「C値は0.3でした」「GX志向型住宅です」といった説明を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住宅性能にこだわって家を建てた方ほど、ご自宅の性能を数値まで把握されていることがあります。

では、その数字は何を意味しているのでしょうか。そしてエアコン工事と、どのような関係があるのでしょうか。

一つずつご説明します。

COLUMN 01|断熱等性能等級とは?

住宅の断熱性能を評価するための等級です。

現在は等級1から等級7まであり、数字が大きくなるほど高い断熱性能が求められます。現在の新築住宅では、等級5・6・7という言葉を目にする機会が増えています。

2026年時点では、ZEH水準住宅では断熱等性能等級5以上、GX志向型住宅では断熱等性能等級6以上が要件の一つとなっています。

しかし、断熱等級が高い住宅だから、エアコンの配管穴も自動的に高性能になるわけではありません。

住宅会社が断熱材を適切に施工し、高い断熱性能を実現していても、その完成後にエアコン工事で壁を貫通します。

だからこそ弊社では、住宅会社がつくった断熱性能を、後から行うエアコン工事で損なわないことまで考えて施工します。

COLUMN 02|UA値とは?

UA値とは「外皮平均熱貫流率」です。

簡単に言えば、住宅の中から外へ、どの程度熱が逃げやすいかを表す数値です。基本的には数値が小さいほど熱が逃げにくく、高い断熱性能を持つ住宅ということになります。

対象となるのは壁だけではありません。屋根、天井、床、窓、玄関ドアなど、住宅の外皮全体を対象として評価します。

住宅会社はこうした一つひとつの部分を積み上げながら、住宅全体の外皮性能を設計します。

そして住宅完成後、その外皮にエアコン工事で新しい貫通部をつくります。

配管穴は住宅全体から見れば小さな部分です。しかし、小さいから処理を考えなくてよいわけではありません。

弊社では、住宅性能を大切にして建てられた家だからこそ、こうした小さな貫通部まで丁寧に施工する必要があると考えています。

COLUMN 03|C値とは?

C値は「相当隙間面積」と呼ばれる数値です。

住宅の床面積1㎡あたりに、どの程度の隙間が存在するかを表します。数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高い住宅ということになります。

UA値との大きな違いの一つは、C値は実際の建物で気密測定を行って確認する数値だということです。

専用の測定機器を使用して住宅内外に圧力差をつくり、建物全体からどの程度空気が漏れるかを測定します。

例えば「気密測定でC値0.3でした」という住宅。その数値は、住宅会社や職人が細かな隙間まで考えて施工した結果です。

そして、その住宅にエアコン工事で新しい穴を開けます。

気密は単に冷暖房効率だけの問題ではありません。漏気による熱損失、計画換気、壁体内への湿気の流入などにも関係します。

だから弊社では、C値が良い住宅だから気密処理をするのではありません。

住宅の気密層へ新しい貫通部をつくる以上、その部分まで考えて施工します。

COLUMN 04|ZEH水準住宅とは?

ZEHという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

2026年時点で「ZEH水準住宅」と呼ばれる住宅では、断熱等性能等級5以上かつ一次エネルギー消費量等級6以上という性能水準が基準となっています。

つまり、一定以上の断熱性能と省エネルギー性能を持つ住宅です。

ただし、「ZEH水準住宅」という名称だけで、その住宅のすべてが分かるわけではありません。

断熱材の種類、断熱材の厚み、気密性能、壁の構成、換気方式、窓の仕様など、住宅によって内容は異なります。

弊社では「ZEHだからこの施工」と一括りにはしません。実際の住宅と図面を確認し、その住宅に合わせた施工方法を検討します。

COLUMN 05|GX志向型住宅とは?

近年、新築住宅で目にする機会が増えているのが、GX志向型住宅です。

ZEH水準を上回る省エネルギー性能を目指した住宅です。

2026年の国の住宅支援制度における戸建住宅では、断熱等性能等級6以上に加え、再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率35%以上など、より高い省エネルギー性能が求められています。

住宅の立地等によっては、再生可能エネルギーを含めた削減率についても要件があります。また、住宅性能評価書によって性能を確認する場合には、断熱等性能等級6以上、一次エネルギー消費量等級8という非常に高い性能水準が用いられます。

ここまで細かく住宅性能を積み上げた家に、完成後エアコン工事で穴を開けます。

だからこそ、住宅側の性能が高くなるほど、後から行われる設備工事側にも住宅への理解が求められると弊社では考えています。

COLUMN 06|一次エネルギー消費量等級とは?

断熱等性能等級とは少し違う指標です。

住宅で使用する暖房、冷房、換気、給湯、照明などの設備で消費するエネルギーを総合的に評価します。

つまり、断熱等性能等級は主に住宅の外皮性能。

一方、一次エネルギー消費量等級は住宅設備まで含めた省エネルギー性能。

という違いがあります。

そしてエアコンは、その住宅の一次エネルギー消費量に直接関係する設備です。

高性能住宅では「部屋が14畳だから14畳用」という情報だけではなく、住宅の断熱性能、窓、日射、設置する部屋、間取り、使用環境など、さまざまな条件が冷暖房環境に関係します。

住宅性能が進化しているからこそ、エアコン工事側も住宅を単なる「部屋」として見るのではなく、一棟の住宅として見る必要があります。

COLUMN 07|HEAT20 G1・G2・G3とは?

高性能住宅を調べていると、HEAT20 G1、G2、G3という言葉を見ることがあります。

HEAT20のG1・G2・G3は、単純に「UA値がこの数字だからG2」というだけの考え方ではありません。

HEAT20では、住宅内の室温、住宅内の温度差、暖房負荷、省エネルギー性能などを含めた「住宅シナリオ」を重視しています。UA値は、その住宅シナリオを実現するための一つの目安です。

また、日本は地域によって気候条件が大きく異なるため、同じ性能水準でもUA値の目安は地域によって異なります。

さらにHEAT20では、冬期のG1・G2・G3に加えて、夏期・中間期についても日射遮蔽や外気冷房を考慮した性能水準が提案されています。

住宅性能は、冬に暖かければよい、UA値だけ良ければよいという単純なものではありません。冷房、日射、換気、室温、省エネルギーなど、一年を通して住宅を考える時代になっています。

そして、その住宅に設置される設備の一つがエアコンです。

だからこそ弊社では、住宅性能とエアコン工事を別々のものとして考えません。

ご自宅の住宅性能がよく分からない場合は

「自宅の断熱等級が分からない」「UA値やC値を聞いた覚えがない」という方もいらっしゃるかと存じます。

その場合は、新築時に受け取った「平面図」「平面詳細図」などの図面に一度目を通してみることをおすすめいたします。

図面の注記欄や仕様欄などに、「ZEH水準」「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」など、住宅の性能が明記されていることがあります。仕様書や住宅性能評価書など別の資料に記載されている場合もあります。

もちろん、住宅性能の名称や数値が分からなくても問題ありません。

弊社では図面や現地状況を確認しながら、その住宅がどのような構造・仕様になっているのかを把握したうえで施工方法を検討します。

大切なのは、住宅性能の名称や数値を知っていることではなく、その住宅がどのように造られているのかを確認することです。

では、その住宅にエアコンの配管穴を開けるとどうなるのか

ここまで、断熱等級、UA値、C値、ZEH水準住宅、GX志向型住宅、一次エネルギー消費量等級、HEAT20など、さまざまな住宅性能についてご説明してきました。

しかし、ここからが弊社がお伝えしたい本題です。

住宅会社が断熱性能、気密性能、防水、換気、省エネルギー性能を考え、細かな部分まで施工して完成させた住宅。その完成後に、エアコン工事業者が配管穴を開けます。

そこでどのような施工を行うのか。そこまで考えて、初めて住宅性能を守るエアコン工事になると弊社では考えています。

壁の中は、見えている外壁だけではありません

室内から住宅の壁を見ると、壁紙と石膏ボード。屋外から見れば、サイディングなどの外壁材。普段目にするのは、その両側だけです。

しかし、その間には住宅を守るための複数の層があります。

住宅の構造や断熱工法によって異なりますが、一般的な外壁通気構法では、外壁材 → 通気層 → 透湿防水層 → 構造用面材 → 断熱層 → 気密・防湿層 → 石膏ボード・室内仕上げといった構成になっています。

それぞれに役割があります。

そしてエアコンの配管穴は、それらを一度に貫通します。

壁は役割の違う層でできています

通気層は、ただの「空洞」ではありません

外壁材と透湿防水層の間には、通気層と呼ばれる空間が設けられている住宅があります。

この通気層は単なる空洞ではありません。外気とつながり、壁体内から出てきた湿気を屋外へ排出する。外装材の裏側を乾燥させる。外壁側から入り込んだ雨水を、直接躯体へ入れず屋外へ排出する。こうした役割を持っています。

つまり、通気層には空気が動くことを前提とした空間があり、状況によっては雨水が入り込むことも想定された構造です。

だからこそ、エアコンの配管穴を開けた際に「外側をコーキングで塞いだから大丈夫」という考え方だけでは、住宅の壁全体を見た処理にはなりません。

指を添えて示した外壁裏の通気層

外壁材の内側には、このように通気のための空間があります。普段は見えない部分ですが、エアコンの配管穴はこの空間も通過します。

防水は、外壁表面だけで考えるものではありません

一般的な外壁通気構法では、外壁材の内側に透湿防水シートなどの防水層があります。

外壁材は住宅を雨から守る重要な部材ですが、外壁材だけですべての雨水を止めるという考え方ではありません。

外壁材の内側へ入った水を防水層で受け、通気層を利用して排出する。複数の層で住宅を守っています。

そのため、住宅の外壁に新しい貫通部をつくる場合、外側の見えている部分だけでなく、防水層をどのように貫通したのかまで考える必要があります。

弊社では「外側にコーキングをしたから防水処理は終了」とは考えていません。

住宅の壁構成を確認し、その住宅が本来持っている防水の考え方を壊さないように施工します。

断熱層にも、新しい貫通部ができます

配管穴は断熱層も通過します。

断熱材が入っていた部分に穴を開ければ、その部分には新しい切り口と隙間が生まれます。

これは、断熱等級7だから起こることでも、GX志向型住宅だから起こることでもありません。断熱材が施工されている壁に穴を開ければ、どの住宅でも起こります。

だから弊社では、「高性能住宅だから断熱処理をする」のではなく、断熱層を貫通したから必要な処理を行うと考えています。

気密層にも穴を開けています

高気密住宅では、防湿気密シート、気密テープ、気密部材など、さまざまな材料を使用して住宅の隙間を減らしています。

コンセント、配線、配管、窓、設備など、住宅会社や職人が一つひとつの貫通部を処理して住宅全体の気密性能をつくっています。

そこへ完成後、エアコン工事で新しい配管穴を開けます。

気密測定を行い「C値0.3だった」「C値0.5だった」という住宅であっても同じです。

測定後に新しい貫通部をつくれば、その部分は測定時には存在していなかった新しい隙間になり得ます。

だからこそ弊社では、エアコン工事側でも気密層を意識した施工が必要だと考えています。

「スリーブが入っている」だけでは終わりません

エアコンの配管穴には、一般的にスリーブと呼ばれる筒状の部材を入れることがあります。

スリーブには、配管を保護する、壁の切り口から配管を守る、壁内部と配管を直接接触させないといった役割があります。

弊社でもスリーブ自体は非常に重要な部材だと考えています。

しかし、スリーブを入れたことと、気密・断熱・防水の処理が完了したことは同じではありません。

壁に開けた穴と、その中へ入れたスリーブ。両者の間には、住宅の構造や施工状況によって隙間が生じます。

さらに、その配管穴は通気層、防水層、断熱層、気密層など、複数の機能を持つ層を貫通しています。

だから重要なのは、「スリーブを入れたかどうか」ではなく、「スリーブを入れたあと、住宅側の各機能をどのように処理したのか」です。

スリーブの上側と右側に見える外壁切り口との隙間

スリーブを入れただけでは、壁の切り口とスリーブの間に隙間が残る場合があります。弊社では、この「完成後には見えなくなる部分」を重要視しています。

外側のコーキングだけで、本当にすべて処理できているのか

エアコン工事では、外壁側の配管穴周辺へコーキングを施工する方法があります。

もちろん、適切な場所へ適切に施工されるコーキングは防水上重要です。弊社も必要な箇所には使用します。

しかし、外側のコーキングだけですべての気密・断熱・防水処理が完了するわけではありません。

なぜなら、配管穴は外壁表面だけに開いているわけではないからです。その奥には通気層、透湿防水層、断熱層、気密・防湿層があります。

外側の一か所を塞ぐことと、住宅の中で貫通した各層を適切に処理することは別の話です。

また、エアコンを取り付ける際には、冷媒管、電線、ドレンホースなどをスリーブ内部へ通します。その際にスリーブや周辺部へ力が加わることもあります。

弊社では、施工した瞬間だけ塞がっていればよいとは考えていません。

実際にエアコンを取り付けた状態で、必要な機能が維持されること。

そこまで考えて施工します。

配管穴の「切り口」も住宅の一部です

弊社の配管穴気密断熱防水スリーブでは、単にスリーブを挿入するだけではありません。

配管穴を開けた際に生まれる、住宅の切り口そのものも重要視しています。

壁に穴を開ければ、それまで住宅内部に隠れていた材料の断面が露出します。

弊社では、配管を通したら見えなくなる場所だからこそ、その前に必要な処理を行うことを大切にしています。

弊社の「配管穴気密断熱防水スリーブ」

目的は「特殊なスリーブを入れること」ではありません。

エアコン工事で新しくつくった配管穴に対して、住宅が持っていた機能を可能な限り守ること。

これが目的です。

そのため弊社では、住宅の構造、壁構成、断熱方法、施工位置、配管経路、現場状況などを確認したうえで施工方法を判断します。

すべての住宅へ同じ材料を使い、同じ場所を塞ぎ、同じ方法で施工するわけではありません。

住宅によって、正しい処理は変わります。

通気する場所は通気させる。塞ぐべき場所は処理する。

これは非常に重要です。

気密性能を高めたいからといって、住宅内部の隙間を何でも埋めればよいわけではありません。

例えば外壁通気構法の通気層は、通気するために設けられた空間です。本来通気させる場所を無理に塞げば、住宅が設計された意図そのものを変えてしまう可能性があります。

反対に、気密層や断熱層など、本来連続しているべき部分に不必要な隙間を残すことも適切ではありません。

必要なのは、何でも塞ぐことではありません。何を守るための層なのかを理解し、必要な場所へ必要な処理を行うことです。

弊社が住宅の構造や壁構成を確認する理由は、ここにあります。

施工方法のすべてをホームページでは公開していません

弊社の「配管穴気密断熱防水スリーブ」には、長年の施工経験から積み重ねてきた独自の施工方法が含まれています。

そのため、使用材料、施工手順、処理方法、細かな納まりのすべてをホームページ上で公開することはしていません。

しかし、お客様に内容が分からないままご依頼いただく考えもありません。

ご希望のお客様には、実際の現場で、配管穴を開けた状態、壁の切り口、スリーブ、壁内部、必要な処理箇所など、可能な範囲で実物をご覧いただきながら、なぜこの処理をするのか、どのような効果を目的としているのかをご説明しながら施工しています。

完成すると見えなくなる場所です。

だからこそ、ご希望のお客様には、見えなくなる前に実際の施工箇所をご確認いただくことができます。

一般的なエアコン工事と、弊社が大切にしていること

弊社が考えるエアコン工事は、室内機を取り付ける、室外機を設置する、冷媒配管を接続する、運転確認をするといった作業だけではありません。

一戸建て住宅へ施工する以上、住宅に対して何をする工事なのかまで考える必要があります。

01|取り付け位置だけではなく、住宅側を見る

エアコンが取り付けられる壁だから、その場所へ穴を開ける。それだけでは判断しません。

図面、壁構成、構造、配管経路、室外機の設置位置、屋外側の施工条件など、住宅全体を確認しながら施工方法を検討します。

エアコンをどこに付けるかだけではなく、その場所が住宅としてどう造られているかを見る。

これが弊社の考え方です。

02|配管穴を「設備用の穴」だけとして見ない

エアコンの配管穴は、設備を通すための穴であると同時に、住宅外皮につくる新しい貫通部です。

穴を開けることで、防水、断熱、気密、通気など複数の住宅機能に関係します。

だから弊社では、穴を開けたあとまで含めて施工を考えます。

03|見える部分だけで判断しない

エアコン工事が完成すると、室内機の裏、配管穴、壁内部、スリーブ周辺、外壁側の配管取り出し部など、多くの施工部分は見えなくなります。

しかし、見えなくなることと、重要ではないことは別です。

弊社では完成後の美観だけではなく、完成すると見えなくなる部分の施工品質も重要視しています。

04|「塞げばよい」ではなく、住宅の機能を理解して処理する

住宅には、塞ぐべき部分と通気させるべき部分があります。

住宅構造を理解せず、すべてを同じ方法で塞ぐことが正解とは限りません。

住宅ごとに必要な施工を判断する。

それが重要です。

05|エアコンを付けるだけではなく、住宅を守る

弊社が最終的に目指しているのは、特殊な工法を使うことでも、専門用語を並べることでもありません。

お客様の住宅を守りながら、エアコンを取り付けることです。

エアコン工事を住宅とは別の工事として考えず、住宅工事の続きとして考える。

これが弊社の施工方針です。

こんな方に一度ご確認いただきたい施工です

特に、新築一戸建てへこれからエアコンを取り付ける方、断熱等級5・6・7など住宅性能にこだわって家を建てた方、GX志向型住宅やZEH水準住宅にお住まいの方、UA値・C値などを確認しながら住宅を建てた方、エアコン工事で住宅性能を損ないたくない方、見える部分だけでなく壁内部の施工まで確認したい方には、エアコン本体だけでなく、配管穴をどのように処理するのかまで一度確認していただきたいと考えています。

高性能住宅でなくても対象です

ここまで高性能住宅について詳しくご説明してきましたが、弊社の配管穴気密断熱防水スリーブは、高性能住宅だけを対象とした施工ではありません。

断熱等級が分からない。UA値を知らない。C値を測定していない。一般的な一戸建て住宅。そのような住宅でも、外壁へ配管穴を開けることに変わりはありません。

大切なのは、住宅性能を表す数字ではなく、その住宅に穴を開けるという事実です。

配管穴気密断熱防水スリーブはオプション工事です

弊社の「配管穴気密断熱防水スリーブ」は、通常のエアコン取付工事とは別のオプション工事として承っています。

住宅の構造、壁構成、施工位置、設置するエアコン、施工条件などによって施工方法が異なるため、図面や現場状況を確認したうえでご案内いたします。

施工をご希望の場合は、お問い合わせ時に「配管穴気密断熱防水スリーブ希望」とお知らせください。

ご相談の際に確認させていただきたい資料

新築一戸建ての場合は、すべての階の平面図または平面詳細図をご用意ください。

あわせて、各方向の立面図、設置予定位置のお写真、建物全体と周辺環境が分かるお写真、住宅の仕様書など、お持ちの資料をお送りいただけると、より具体的な検討ができます。

弊社では、単純にエアコンの設置位置だけを見るのではなく、住宅の構造や施工条件を確認したうえでご提案します。

最後に

住宅会社や工務店が長い時間をかけて設計し、多くの職人が断熱、気密、防水、構造、換気、省エネルギーを一つひとつ積み上げて完成させた住宅。

その住宅へ、最後にエアコン工事で穴を開けます。

だからこそ弊社では、「エアコンが付けば完成」とは考えていません。

住宅の性能、住宅の構造、壁の中、配管穴、そして完成後の美観まで、住宅全体を見ながら施工します。

住宅性能が高いから必要なのではありません。

住宅に穴を開けるから必要です。

株式会社クアトロテクノサービスは、高性能住宅だけを守るエアコン工事ではなく、住宅そのものを守るエアコン工事を行います。

新築一戸建て、高性能住宅、施工条件の難しい住宅についても、日本全国からご相談を承っています。

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