設計施工専門誌「月刊アーキテクトビルダー」より取材を受けました
新築一戸建ての性能を考えたエアコン取り付け工事
新築一戸建てへのエアコン取り付けは、 単に室内機と室外機を設置すればよい工事ではありません。
エアコンを取り付けるためには、 多くの場合、住宅の外壁に配管を通すための穴を開けます。
その壁の内部には、 石膏ボード、気密・防湿に関係する層、断熱材、 構造材、防水に関係する層、通気層、外壁材など、 住宅の性能を支えるさまざまな部材があります。
壁の構成は住宅によって異なりますが、 配管穴を開けるということは、 それらの層を貫通してエアコン配管を通すということでもあります。
株式会社クアトロテクノサービスでは、 エアコン本体だけではなく 「住宅そのものを守ること」 を大切にした施工を行っています。
新築一戸建てのエアコン工事で大切にしている4つの性能
1.気密への配慮
住宅の壁に配管穴を設けると、 施工方法によっては壁内部と室内との間に 空気が移動する経路が生じる可能性があります。
特に気密性能を重視して建てられた住宅では、 エアコン工事によって住宅本来の性能を損なわないよう、 配管穴周辺を適切に処理することが重要です。
2.断熱への配慮
壁内部の断熱層を貫通して配管を通すため、 配管穴周辺についても断熱性能を考えた処理が必要になります。
クアトロテクノサービスでは、 住宅の壁構成や施工箇所を確認し、 配管穴を開けた部分について適切な処理を行います。
3.防水への配慮
外壁へ穴を開ける以上、 雨水の侵入を防ぐための処理も重要です。
配管穴の位置、外壁材、配管の取り出し方向などを確認し、 建物外部から雨水が侵入しにくい状態になるよう施工します。
4.住宅内部の通気への配慮
木造住宅では、 外壁内部に通気層が設けられている場合があります。
通気層には本来の役割があるため、 エアコン工事だけを考えて 安易に空間を塞いでしまえばよいわけではありません。
壁内部の構造を理解し、 それぞれの層の役割を考えながら処理することが重要だと考えています。
「貫通スリーブを入れるだけ」で終わらせないエアコン工事
エアコンの配管穴には、 一般的に「貫通スリーブ」と呼ばれる筒状の部材を使用します。
貫通スリーブには配管を保護する役割がありますが、 スリーブを挿入することと、 住宅の気密・断熱・防水性能に配慮した処理を行うことは 同じではありません。
配管穴とスリーブとの間には施工上の隙間が生じるため、 住宅の壁構成に合わせて その周囲をどのように処理するかが重要になります。
クアトロテクノサービスでは、 単にスリーブを入れて終わりではなく、 壁内部の各層の役割を考えながら、 配管穴周辺をそれぞれ適切に処理します。
施工方法の詳細には弊社独自のノウハウが含まれるため ホームページ上ですべてを公開しておりませんが、 施工時には必要に応じてお客様へご説明いたします。
「高気密高断熱住宅だけ」の工事ではありません
「うちは高気密高断熱住宅ではないから関係ない」 と思われる方もいらっしゃいます。
しかし、気密・断熱・防水への配慮は、 特別な高性能住宅だけに必要なものではありません。
一般的な木造一戸建て住宅でも、 壁には断熱、防水、通気など、 それぞれ役割を持った部材が使用されています。
そのため弊社では、 新築一戸建てへのエアコン取り付けでは 住宅の種類や性能表示だけで判断するのではなく、 建物の構造と施工箇所を確認することを大切にしています。
一級建築士・大工監修のもとで考えた住宅を守る施工
クアトロテクノサービスでは、 エアコンだけを見て施工方法を考えるのではなく、 住宅側から見ても適切な工事になることを重視しています。
そのため、 建物の専門家である 一級建築士・大工の監修 を受けながら、 新築一戸建てへの施工方法を検討してきました。
エアコン工事業者としての知識だけではなく、 住宅構造についての知識も取り入れることで、 「エアコンを取り付けるために住宅性能を犠牲にしない」 施工を目指しています。
設計施工専門誌「月刊アーキテクトビルダー」に掲載されました
クアトロテクノサービスの 住宅の気密・断熱・防水に配慮したエアコン施工について、 設計施工専門誌「月刊アーキテクトビルダー」より取材を受けました。
高性能住宅へのエアコン施工をテーマとして、 弊社の施工に対する考え方や施工方法について 記事として掲載されています。
エアコン工事という分野だけではなく、 住宅の設計・施工という視点からも 取り上げていただいた実績の一つです。
新築一戸建てでは「穴を開ける位置」も重要です
エアコンの配管穴は、 どこにでも自由に開けてよいわけではありません。
柱、筋交い、構造材、配線、配管など、 壁内部にはさまざまなものが存在する可能性があります。
また、 穴を開ける位置によって 屋外側の配管経路や化粧カバーの仕上がり、 室外機までの距離なども変わります。
そのため、 室内機の見た目だけで位置を決めるのではなく、 室内・壁内部・屋外のすべてを考えながら 施工位置を検討することが重要です。
気密・断熱・防水だけでなく、美観も大切にします
せっかくの新築一戸建てだからこそ、 エアコンや配管も住宅の外観・内装の一部として考えます。
室内側では室内機の位置や室内化粧カバー、 屋外側では配管経路や室外化粧カバーなど、 機能だけでなく仕上がりにも配慮します。
安全性、住宅性能、耐久性、メンテナンス性、美観。
そのどれか一つだけを優先するのではなく、 住宅と設置環境に合わせて バランスのよい施工方法を検討します。
新築一戸建て向けのエアコン工事・ダクト施工について詳しく見る
3階建ての新築一戸建てにも対応しています
新築3階建て住宅では、 住宅性能への配慮に加えて 高所作業が必要になることがあります。
例えば、 3階の部屋に室内機を設置し、 室外機を1階の地面へ設置する場合、 配管穴の気密・断熱・防水処理だけでなく、 3階外壁での配管・化粧カバー施工も必要になります。
クアトロテクノサービスでは、 新築一戸建てへの施工と高所作業の両方に対応しているため、 住宅性能への配慮と安全な高所施工を合わせて検討できます。
新築一戸建てへのエアコン工事でよくあるご質問
Q. 高気密高断熱住宅では、普通のエアコン工事ではだめですか?
住宅によって壁の構成やメーカーの施工要領が異なるため、 一律に判断することはできません。
少なくとも、 配管穴を開けた部分について 気密・断熱・防水など住宅側の性能も考えて施工することが重要です。
Q. 配管穴にスリーブを入れれば十分ですか?
貫通スリーブには配管を保護する役割がありますが、 スリーブを入れることだけで 壁を構成する各層の処理がすべて完了するわけではありません。
弊社では、 住宅の壁構成や施工環境を確認したうえで 必要な処理を検討します。
Q. ハウスメーカーの施工要領に合わせてもらえますか?
施工要領書や指定方法がある場合は、 事前に資料をお送りください。
内容を確認し、 弊社で対応可能な施工方法かどうかを検討します。
Q. 建築中でも相談できますか?
はい。 むしろ建築中で図面や壁内部の情報を確認できる場合、 完成後より施工方法を検討しやすいことがあります。
平面図、立面図、壁の構成が分かる資料などをお持ちの場合は、 お問い合わせ時にお送りください。
Q. 3階でも気密・断熱・防水処理はできますか?
施工環境を確認したうえで、 高所作業を伴う3階部分でも対応しています。
高所施工が必要な場合には、 安全な作業方法についても合わせて検討します。
Q. 新築なので外壁にできるだけ傷を付けたくありません
新築一戸建てでは、 不要な穴や傷を増やさないことも重要だと考えています。
建物構造、配管経路、室内機・室外機の位置を確認し、 住宅への負担をできるだけ抑えた施工方法を検討します。
配管穴の気密・断熱・防水について詳しく解説しています
木造住宅の壁内部がどのような構造になっているのか、 エアコン配管穴を開けることで何が変わるのかについて、 施工写真を交えた詳しい解説をブログに掲載しています。
専門的な内容まで確認されたい方は、 こちらも合わせてご覧ください。
一戸建て住宅のエアコン配管穴の気密・断熱・防水対策工事について詳しく見る
新築一戸建ての工事相談には図面・写真をお送りください
新築一戸建てへのエアコン工事では、 事前に建物と設置環境を確認することが非常に重要です。
可能であれば、次の資料をご用意ください。
- 建物全体が分かる外観写真
- 室内機を設置する場所の写真
- 室外機を設置する場所の写真
- 屋外の配管経路が分かる写真
- 平面図
- 立面図
- 壁構成が分かる資料(お持ちの場合)
- ハウスメーカーのエアコン施工要領書(ある場合)
- 設置予定エアコンのメーカー・型式
建築中の場合は、 配管穴を予定している部分の壁内部が分かる写真も 施工方法を検討する際の参考になります。
工事依頼以外の一般的なお問い合わせは、 ご依頼・お問い合わせ・ご相談ページ をご利用ください。
